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スタッフブログ FUKUCHI REPORT

福地組のスタッフが住まいに関する様々な事を中心に日々の事、
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第回:2017.12.01[スタッフブログ]戸建て住宅の構造体について

こんにちは、営業部 仲井間です。今回は、住宅の構造体の特徴についてお伝えしたいと思います。住宅の構造体を大きく分けると鉄筋コンクリート造・木造・コンクリートブロック造・鉄骨造とあります。それぞれの大きな特徴をお伝えしたいと思います。

沖縄県住宅着工件数
平成28年度沖縄県一戸建て構造別着工件数(3001戸)が以下の通りです。
・鉄筋コンクリート造=1567戸(52.2%)
・木  造=715戸(23.8%)
・コンクリートブロック造=534戸(17.8%)
・鉄 骨 造=176戸(5.9%)
・そ の 他=9戸(0.5%)

各構造体の特徴

●コンクリートブロック造
RC造と比較すると工期が短く建築コストが安いので予算を重視される方には、お勧めです。
※防水性が悪くRCに比べるとひび割れが起こりやすく耐震性がよわい。

●鉄筋コンクリート造
特徴として台風に強く気密性や防音性、耐火性に優れた構造体で、コンクリート打設のための型枠を加工する事で曲線の壁の施工など自由度が高く外観のデザイン性に優れた建物の施工が容易にできます。沖縄では、一般的に多く支持されている構造体です。
※紫外線や雨風から建物を守るため外壁塗装などのメンテナンスが将来必要となります。

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●木造住宅
木は、呼吸をしていると言われ調湿作用が期待できます。沖縄は、湿気が強いので調湿効果が高い住宅は、必要とされます。また他の構造体に比べ価格帯に期待できそうです。
※長い年月で湿気やシロアリにより住宅の大切な柱や梁が被害を受ける事もあるので定期的なメンテナンスがより必要とされます。火災保険が他の構造体より高めになります。

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●鉄骨造
比較的柱や梁の大きさを抑えることができ大きな空間を確保しやすく店舗など大きな空間を必要とする建物に向いています。住宅でも大きな空間を希望する方には、おすすめで将来のリフォームの自由度が高い。
※鉄骨造で気密性や防音性、耐火性を高めるためには、鉄骨への防火被覆、防音のため外壁材と室内の隙間を防音材でふさぐための費用が必要となります。防錆のための溶融亜鉛メッキ処理もなるべく施したほうがいいでしょう。

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皆様のそれぞれのライフスタイルに合う構造体があると思いますので、その見極めがとても大切だと思います。住宅は、5年後、10年後20年後と将来を見据えた計画を立てる事も大切です。ただ一概にメリット、デメリットをすべての人が同じ受け止め方をする事はないと言う事をお伝えしておきます。

福地組では、これからも快適性、デザイン性はもちろん沖縄の厳しい環境(強い日差し、台風、湿度)を考慮した住宅をご提案いたします。鉄筋コンクリート造の住宅に特化してそこに住むご家族の目先だけでなく将来を見据えたご提案を行います。